オズボーンのチェックリストに見る発想のバリエーション

  1. らオズボーンのチェックリストなるものがある。改善案をつくる際などに用いるものであり、全く何もないところからアイデアを発想するよりも、明確な拠り所を持つことでアイデア発想がやりやすくなる。
    チェックリストは、過去のいろいろな経験や事例をもとに以下の9項目にまとめられているが、実際にやってみると類似しているものもあるから、別にこだわる必要はないだろう。
    ①他に転用できないか? ②他に似たようなもの、応用できるものはないか? ③色、音、匂い、意味、動き、形など、構成要素を変えることで別のモノにならないか? ④大きさ、時間、頻度、高さ、長さ、強さなど、拡大したら? ⑤同様に縮小・短縮・軽量化・簡素化したら? ⑥他の何かで代用できないか? ⑦配列、組合せ方などを変えたら? ⑦逆にしたら? ⑨結合したら?  似たことを言葉を変えて言っているだけで実際にやれば同じことでは…と思えるようなこともあるが、英語を訳したために難しい面もある。とりあえず、長年、大きく修正もされず、このチェックリストが使われていることを考えれば、人間の思考のバリエーション=それによって出来上がっている様々なモノ・コトもこのような範囲の中で動いていると考えてよいだろう。
    そう考えると、世の中は非常に単純な枠組みの中にあるとも思えてくる。
    複雑で分かりにくいことが高度で、単純・簡単なことは程度が低い、といった錯覚もあるが、世の中そんなに複雑ではないのだろう。
    複雑で難しいことを難しく言う、単純・簡単なことを複雑に難しく言う、複雑で難しいことを単純化して簡単に言う、…どれが最も高度なことか、棲む世界によって基準は違うだろうが、少なくとも誰から見ても単純で簡単なことを難しく言って評価されることには疑問が残る。ややもすると自分に理解できないことを言っている人はすごいという勘違いがあり、そのことによって詭弁が評価されてしまうことも多い。何が正しいのか、見定めることは難しいが、そのことにより多くの才能と大切な時間、タイミングを逸してしまうことも事実である。実にもったいないことである。

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